くり日記 / Il diario di marrone

その景色 / Quel paesaggio
 またしても須賀敦子さんのエッセイ、“ヴェネツィアの宿”を読んでました。
 この本の中にお父さんが亡くなったことを書いた章があって。

 病気の父親を見舞うために日本に帰るのだけど、その父親が望んだお土産を2つ持って帰るのね。
 一つはオリエント・エクスプレスの模型で、もう一つがオリエント・エクスプレスで使っているコーヒーカップ。

 須賀敦子さんの父親という人は一度、世界一周旅行をしていてその時にオリエント・エクスプレスに乗ったのだそうで。
 彼女は”その旅を忘れられなかったのだろう”と書いている。

 私は、私が死ぬときもきっとイタリアに住んでいた時のことを思い出すんだろうなぁ。と思う。
 それか、旅行したうちのいくつかを?
 このエッセイを読みながら暗い木立を思い出してしまった。それを見たのはクラクフからブダペストに向かう夜行列車の窓からだった。

Ancora ho letto il saggio di ATSUKO SUGA, si chiama L'albergo di Venezia.
Nel questo libro c'è un capitolo che scritto di morte suo padre.

È tornata in Giappone per vedere suo padre malato, e portata 2 regali che suo padre voleva.
Uno è il modello dell'Orient Express, e altro è tazzina si usa nell'Orient Express.

Il padre di ATSUKO SUGA una volta faceva il viaggio intorno al mondo e mentre questo viaggio ha preso L'Orient Express.
Lei ha scritto che; "lui non poteva dimenticare questo viaggio."

Mi sembra che quando morirò anch'io mi ricorderò mentre abitavo in Italia.
O mi ricorderò qualche viaggi?
Mi ricordevo un paesaggio con questo saggio che un boschetto buio. Ho visto dalla finestra del treno notturno tra Cracovia e Budapest.
00:38 | 読書記録/I libri | comments(0) | trackbacks(0) | author : marrone
ただいま。
 楽しくおしゃべりをして参りました。
 お酒はいるかな。と思ったので電車で行きましたが、やっぱり車の方がダイレクトで良かったのかもですねぇ。
 そのかわり、電車でも時間があるので読書がはかどりました。

 今日、読んでいたのは「ヨーロッパものしり紀行《城と中世都市》編」。紅山雪夫著。新潮文庫刊。
 よく「ヨーロッパは持っていっただけのものを与えてくれる」とか言います。
 私もイタリアに初めて行った時には「都市物語」というガイドをかろうじて読んでいたくらいだったんですが、もう少し踏み込んでればフォロロマーノで「フォロって何? バジリカって何したとこ?」とか分からないまま帰ってくることはなかったかなぁ…と。

 まぁ。行ったからこそ興味が湧くということもある訳で…。

 そんな訳でこの本。
 ツアー旅行するだけなら、ここまでの知識なくても大丈夫かなぁ。と思いますが、面白いです。
 これは城と中世都市というだけあって、ドイツやフランスの物々しい石のお城(ヴェルサイユとかじゃなくて)がどんな風にできているのか、どうしてあんな形なのか。ということが成り立ちから書いてあります。

 ヨーロッパの歴史ものの映画を見るときや本を読むときにも知ってると、もっと面白くなると思う。
 他に《くらしとグルメ》編、《神話・キリスト教》編がまだ積ん読状態なので、順番に読むつもりです。
 あと《建築・美術工芸》編があるらしいのですが、また古本屋とかで見かけたら買います。

 とにかく、体系的に勉強するのはしんどいけど、旅行しても「あれもこれも意味不明」じゃつまらないという時にはお手軽にいろいろ分かると思いますね!
 私はこれ読んで初めて、門の上にある縦の溝とか、どうして街全体を壁で囲ってあるのに、お城は壁にくっついているのかとか、そういう理由を知りましたよ。(壁の真ん中にある方が防衛上には有利なんじゃないかと思ってた)
 あと、レストランとか古そうな建物の窓ガラスが、ワインボトルの底を並べたように丸い模様になっている理由とか。(ワインボトルを再利用したのか? と思ってた)

 これから年末に旅行するぞ。とか計画している人、ヨーロッパ方面に行く。という人にはぜひおすすめ。
 今、ユーロ高いけどねー。


 もう1冊。というか2冊。
 こっちはちゃんと読んだ本を。
 乃南アサ著。「ボクの町」と「駆けこみ交番」。あ、これも新潮文庫だ。

 交番とついている通り警察小説。ですが「踊る大捜査線」的な派手な事件とか期待しちゃだめです。交番ですから。
 警察24時的というか…(笑)

 主人公が、職場実習中の新米警察官なのです。珍しいよね?
 新聞掲載だったときにちょこっと読んだことがありましたが。かなり等身大…って言っちゃあまずいのかな? 親しみやすいカンジで。まあ、青島刑事もかなり親しみやすいというか、今までにない刑事ドラマの主人公でしたが。

 ずいぶん前に出た本なので今更ですが、2作目が文庫化したのがこの秋だったから良いじゃないってことで。
 その割には一冊目の「ボクの町」も古本屋で見かけなくて、普通の本屋さんで買ったんだけどさ。
 いやいやそれはどうでも良く。
 乃南アサってあんまり読まない…というか推理小説系自体あんまり読まないんですけど、すごく良く取材してあるなぁ。と思って。
 交番をのぞいたら、こんな人たち、いそうだもん。

 種類違うけど、なんか「あなたの知らない世界(笑)」ってカンジですね。今回の読書記録。
01:37 | 読書記録/I libri | comments(2) | trackbacks(0) | author : marrone
読みました
 梅雨入りしましたね。
 関東以北は未だなんですか?


 梅雨入りと言われたとたんに、雨の降らない週末っぽいですが、今年は猛暑って本当でしょうか。
 嫌ですねぇ。


 確かイタリア行った年も猛暑でしたねぇ。
 ドイツではライン川下りの船が座礁したとか。


 うち、両親の実家が水の乏しい地域なので、早速心配です。






 で、本題なんですが。
 ようやく「カナスピカ」が手元に届いて、読みました。


 可愛かったです。
 爽やかだったです。
 清々しかったです。


 所々、秋田禎信でした。




 語りたいのは山々ですが、既に他で語ったのでよしとします。ここをのぞいて下さる方の過半数には、あまり興味のない話でしょうし。




 …あともう一つ。
 ホント、いい人になってしまえそうでした。
 あんな空気だけを呼吸できるのなら。


 興味のある方は、本屋さんで探してみて下さい。
01:43 | 読書記録/I libri | comments(0) | trackbacks(0) | author : marrone
国際化って…
 ふら〜っと立ち寄った本屋さんの旅行関係エッセイの本棚で、楽しい本を見つけた。
 マナーについての本なんだけど、すごく読みやすい。

 今時、この手の本って色々あるし、雑誌とか新聞の記事でも取りざたされることがあるし、内容もこっちが首をすくめて「すみませぇ〜ん」と言いたくなったり、思わず頷いてしまったり、あるいは「なんだとーッ」となる本や記事もある。

 でもなんだか、この本は読んでいて楽しかった。
 いや、他にも読んでいて楽しいこの手の本ってありますけどね。
 身につまされるというかなんというか…
 この場合、自分でも苦労している人の話は素直に聞けるというか、すっと入って来やすいいというか…

 しかも最近出た本だったので、思わず買っちゃいました。

 国際人って、外国について詳しかったり、外国語が上手にしゃべれたりすることじゃないよね。と我が身をちょこっと反省。
 (もともと、しゃべれないのに)最近、勉強していないことにも反省。

 講談社から出てる、元日本航空国際線のチーフパーサーだった吉門憲宏さんの「旅の恥はかき捨てですか?」という本。
 読み物としても、面白いと思う。
23:55 | 読書記録/I libri | comments(0) | trackbacks(0) | author : marrone